第13回:防滑対策「ノンスライド」
転倒事故防止は事前対策が大事です!
第13回は「防滑対策」について紹介していきたいと思います。
床は目に見えて危険に見えにくいため、対策が後回しになりがちですが、実はこんな声がよく聞かれます。
- 雨の日、エントランスの床が滑ってヒヤッとした…
- 施設内の階段で転びそうになったことがある
- 万が一の事故が起きたら、管理責任を問われるかもしれない
年間の転倒・転落事故は、実は交通事故よりも多いのをご存じですか?
令和3年人口動態調査(厚生労働省)によると、65歳以上の転倒・転落・墜落による死亡者数は9,509人で、交通事故の2,150人の4倍以上です。特にスリップやつまづき、よろめきによる同一平面上での転倒による死亡者数は8,085人で8割以上を占めています。転倒事故を未然に防ぐため、施設管理者には安全対策が求められています。
特に、建物管理に関する法律では、適切な安全対策を取ることが義務付けられています。
防滑材「ノンスライド」とは?
「ノンスライド」は、床に塗布するだけで高い防滑効果を発揮する特殊コーティング材です。
濡れた床でも滑りにくくなり、オフィスや商業施設、マンションの共用部分など、あらゆる場所に施工可能です。
足元安心!「ノンスライド」で床面のスリップ解消
防滑対策の効果
「まだ事故は起きていないから大丈夫」と思っていませんか?
転倒事故が発生すると、企業や施設の信頼にも影響を与えかねません。
もしもの時のために、今すぐ防滑対策を!
引用:令和4年消費者庁消費者安全課資料