第39回 | アルミ外装パネルの腐食・変色が止まらない理由とは
アルミ外装パネルの腐食・変色が止まらない理由とは?
プロが教える根本対策と長期保護の仕組み
「定期的に清掃しているのに汚れが落ちない」「錆・腐食が繰り返す」。その悩み、塗膜の性能が原因かもしれません。無機有機ハイブリッド技術が解決します。
アルミ外装パネルや銅・真鍮などの金属部材は、見た目に高級感がある一方で、腐食・変色・汚れの再付着に頭を悩ませている担当者も多いのではないでしょうか。本記事では、金属外装が劣化してしまう根本的な仕組みと、プロが選ぶ保護コーティングの基準について解説します。
「管理しているのに劣化する」よくある4つの悩み
建物の金属外装を管理する現場では、以下のような悩みが繰り返し起きがちです。心当たりはありませんか?
錆を除去して塗装しても、数年でまた同じ箇所から腐食が始まる。根本的に止まらない。
清掃直後はきれいでも、雨だれや排気ガスの汚れがすぐ再付着してしまう。
紫外線の影響で塗膜が黄変・白化し、建物の外観が数年で古く見えてしまう。
再塗装のたびに足場や工期が必要で、コストと手間が増え続ける。
金属外装が「また」劣化する本当の理由
多くの場合、問題は「清掃や補修が足りない」のではなく、保護膜自体の性能限界にあります。一般的な有機塗料は耐候性・耐薬品性に限界があり、環境負荷によって徐々に保護機能を失っていきます。
一般的な有機系塗料は紫外線・熱サイクルによって分子構造が壊れ、塗膜がチョーキング(白化)します。表面が荒れると汚れが入り込みやすくなります。
塗膜の帯電によってホコリ・排気ガス粒子・カビ胞子を引き寄せます。汚れが固着すると高圧洗浄でも除去困難になります。
劣化した塗膜のピンホールや亀裂から雨水・酸性雨・アルカリ成分が浸入し、下地の金属と直接反応して腐食を促進します。
根本の塗膜性能が改善されないまま補修・再塗装を重ねても、同じサイクルが繰り返されます。塗料の選定が解決の鍵です。
「無機✕有機ハイブリッド」が根本解決できる理由
無機成分(セラミック等)は耐候性・耐薬品性に非常に優れていますが、そのままでは塗料として扱いにくい性質があります。有機成分は塗装の柔軟性・密着性を担います。この両者を分子レベルで結合させたハイブリッド技術が、従来塗料の弱点を克服します。
🔬 TSメタルコート#1 ― 4つの解決性能
- 1
UVカット仕様のセラミックハイブリッド塗膜で耐候性が大幅向上。促進耐候試験4,000時間で光沢保持率80%以上、屋外5年暴露で90%以上を達成。
- 2
非帯電性でホコリ・汚染物質を引き寄せにくく、親水性により雨水が汚れを流すセルフクリーニング効果を発揮。清掃頻度・コストを削減できます。
- 3
1コート施工に対応。工期短縮・足場コスト削減につながります。鉛筆硬度2〜3Hの硬い塗膜を薄膜(10〜15μm)で実現します。
- 4
ツヤ有・半ツヤの調整が可能。建物の意匠に合わせた仕上げを選択できます。RoHS指令物質を含有せず、環境対応も万全です。
👉 耐薬品性試験(硫化水素・チオ硫酸ナトリウム・硫酸ナトリウム等6種)、耐塩水噴霧500時間、冷熱サイクル200サイクル、いずれも異常なし
主な塗膜性能データ(参考値)
| 試験項目 | 試験結果 |
|---|---|
| 鉛筆硬度 | 2〜3H(三菱鉛筆ユニ使用) |
| 光沢値(60°鏡面) | 80〜90 |
| 付着性試験 | 100/100(2×2mm ゴバン目試験) |
| 接触角 | 初期値 80〜90度 / 屋外暴露1年後:30〜40度(親水化) |
| 耐酸性 | 異常なし(5% 硫酸水溶液 24時間浸漬) |
| 耐薬品性 | 異常なし(硫化水素・チオ硫酸ナトリウム・硫酸ナトリウム・亜硫酸ナトリウム・硝酸ナトリウム・亜硝酸ナトリウム 各10%水溶液) |
| 耐アルカリ性 | 異常なし(水酸化カルシウム飽和溶液 24時間浸漬) |
| 耐塩水噴霧 | 異常なし(35℃ 5%食塩水 500時間) |
| 冷熱サイクル試験 | 異常なし(70℃⇔−30℃ 200サイクル後、2次付着性を評価) |
| 促進耐候性 | 光沢保持率 80%以上(サンシャインウェザオメーター 4,000時間) |
| 屋外暴露試験 | 光沢保持率 90%以上(鳥取県産業技術センター内にて5年間晒露) |
| RoHS指令物質 | 含有せず |
※上記数値は参考値であり、規格値ではありません。
どんな建物・部位に向いているか
オフィスビル・商業施設・公共施設のアルミカーテンウォールや外装パネルへのコーティングに。
エントランスや手すり・サインなどに使われる銅・真鍮の変色防止・防錆・防汚コーティングに。
旧塗膜除去後の再塗装として。1コートで完結するため、工期短縮・コスト削減を実現します。
沿岸部(塩害)・都市部(酸性雨・排気ガス)・工業地帯など腐食リスクの高い立地に。耐塩水噴霧・耐薬品性のデータが裏付けます。
いまの外装、保護が必要なサインは出ていますか?
以下に1つでも当てはまる場合、塗膜の再保護を検討するタイミングかもしれません。
✔ チェックポイント(タップして確認)
アルミパネルや金属部材に変色・白化・腐食が見られる
清掃後すぐに汚れが再付着する、または高圧洗浄でも落ちない汚れがある
前回の塗装から5年以上が経過している
沿岸・工業地帯など腐食リスクの高い立地にある
塗膜のチョーキング(触ると粉が付く)が起きている
施工の流れ(TSメタルコート#1)
🔧 基本的な施工ステップ
※可使時間は20℃・密閉容器の場合で8時間。塗布量35〜45g/m²、膜厚10〜15μm前後。温度5〜30℃・湿度最大80%の環境下で施工可能です。
金属外装の腐食・汚れ再付着は、塗膜性能の限界が根本原因。清掃・補修の繰り返しだけでは解決しません。
無機有機ハイブリッド技術により、耐候性・耐薬品性・セルフクリーニング性・非帯電性を同時に実現。屋外5年暴露で光沢保持率90%以上。
1コート施工・ツヤ調整可能。アルミ外装パネルから銅・真鍮の装飾金属まで幅広く対応します。
変色・腐食・汚れの悩みがある場合は、まず現状を専門家に確認してもらうことが長期コスト削減への第一歩です。
金属外装の腐食・変色・汚れを
根本から解決しませんか?
現地の状況をお聞きした上で、最適な保護コーティングのご提案をいたします。
お見積もり・ご相談はお気軽にどうぞ。