ビルマネの賢人

第43回 | ビルの転倒事故を防ぐ防滑対策とは?

2026/05/29

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「滑りやすい床」そのままにしていませんか?防滑対策と滑り抵抗係数測定のすすめ|TS東京ブログ第43回
SAFETY 43 BLOG
第43回
2026.06 / ビルオーナー・管理会社・施設担当者向け

「滑りやすい床」、そのままに
していませんか?
防滑対策滑り抵抗係数の測定
ビルの安全を見直すタイミングです。

雨の日に玄関で「ヒヤッ」とした経験はありませんか。ビルの床の「滑りやすさ」は、数値で把握・改善できます。TS東京では滑り抵抗係数(C.S.R値)の現場測定を行い、状況に合わせた防滑施工をご提案しています。

公開日2026.06
シリーズ第43回
対象ビルオーナー・管理会社・施設担当者
読了目安約4分
scroll
🌧️
梅雨・雨季シーズン前に確認を。ぬれた床の滑り事故は、晴天時と比べて大幅に増加します。
「転倒が起きてから対処する」より「起きる前に把握する」ほうが、コストも手間も少なくて済みます。まずは測定から。

エントランスや共用廊下・階段など、ビルの床は毎日多くの人が行き交う場所です。雨の日や清掃直後など、条件によって床の滑りやすさは大きく変わります。「なんとなく滑りそうだな」と感じながらも、どこから手を付ければいいかわからない──そんな声をよく耳にします。この記事では、防滑の基本と、TS東京が行う滑り抵抗係数の現場測定をご紹介します。


01
Did you know?

実は「床の安全管理」はビル管理者の大切な責務のひとつ

💡 知っておきたいこと

建物の管理者には、利用者が安全に使えるよう配慮する義務があります。

ビルや施設の管理者・所有者には、法令や判例の積み重ねから、建物を安全な状態に保つ「安全配慮義務」が求められています。床の滑りやすさもそのひとつ。万一転倒事故が発生した場合、「滑りやすい状態を把握していたか」「対策を講じていたか」は、事後の対応において重要なポイントになりえます。

「うちのビルは大丈夫」と思っていても、床材の経年劣化・清掃剤の影響・ぬれによる摩擦低下など、条件によって数値は変化します。まずは現状を数値で把握することが、安心への第一歩です。

※本記事は法的見解を示すものではありません。具体的な義務の範囲は施設の種別・状況により異なります。詳細は専門家にご相談ください。

特に注意が必要な場所をチェックしてみましょう。

🚪
エントランス・
玄関ホール
雨天時に水・泥を持ち込みやすく、滑りやすさが急増
⚠ 要注意
🪜
階段・踊り場
段鼻(踏み面の先端)は特に摩擦が低下しやすい
⚠ 要注意
🛗
エレベーター
ホール前
大理石・タイル仕上げが多く、乾燥時でも滑りやすい材質も
⚠ 要注意
🚻
トイレ・
洗面所まわり
常時湿潤状態になりやすく、清掃剤が残るケースも
⚠ 要注意
🅿️
駐車場・
スロープ
雨水・オイル汚れによる滑りに加え、傾斜も危険因子に
確認推奨
🏢
共用廊下・
テナント接続部
床材の変わり目・継ぎ目付近で摩擦が変わるケースも
確認推奨
ビルのエントランスホール
▲ 大理石・御影石・光沢タイルなどのエントランスは美しい反面、ぬれると摩擦が大きく低下する素材も多いのが実情です。

02
Measurement

「なんとなく滑りそう」を数値で見える化する ── 滑り抵抗係数の測定

床の滑りやすさは感覚でなく、数値(滑り抵抗係数)で把握できます。代表的な指標が C.S.R(滑り抵抗値)。TS東京では専用機器を用いた現場測定を行い、現状のリスクを可視化します。

🔬 滑り抵抗係数(CSR)の目安 TS東京 測定
CSR値と安全性の目安(乾燥・湿潤状態)
0.7以上
安全域
0.7〜
0.4〜0.6
要確認
0.4〜0.6
0.4未満
対策推奨
〜0.4
安全域(0.7以上)
要確認(0.4〜0.6)
対策推奨(0.4未満)

※目安の数値です。施設の用途・利用者・状況により適切な基準は異なります。

📋 TS東京の測定 ── 流れ

1
現状ヒアリング・測定箇所の確認

「どこが気になるか」「どんな床材か」などをお伺いし、測定する箇所を決めます。
事前の資料等があればご共有ください。

2
専用機器による現場測定(乾燥・湿潤)

CSR測定器などを用いて、乾燥・湿潤それぞれの状態で滑り抵抗係数を計測。
通常業務の妨げにならないよう短時間で実施します。

3
測定結果のレポートとご説明

箇所ごとの数値をわかりやすくまとめたレポートをご提出。
「どこがどのくらいのリスクか」を視覚的にお伝えします。

4
対策のご提案(必要な箇所のみ)

「全部やらなければ」というわけではありません。
リスクの高い箇所から優先的に、防滑加工・滑り止めシート・フィルム施工などをご提案します。
施工不要と判断した箇所はそのままで結構です。

📐

感覚でなく「数値」で判断できる

「滑りやすそう」という感覚だけでなく、CSR値という客観的な数値で現状を把握。
対策の必要性を明確に判断できます。

📁

記録として残すことで安心感に

「いつ、どこを、どの数値で測定したか」という記録が残ります。定期的な測定で経年変化も把握できます。

🎯

必要な箇所だけに対策できる

数値の低い箇所だけを優先的に対処するため、コストを絞れます。

🏢

テナント・利用者への安心感提供

「安全に配慮しているビル」という印象は、テナント満足度や入居継続にも好影響を与えます。

防滑施工後のオフィスフロア
▲ 測定後、必要箇所のみに防滑加工を施した共用フロアのイメージ。見た目を大きく変えずに安全性を向上できます。

03
Solution

防滑の主な手段 ── 状況に合わせた選択を

防滑対策はひとつではありません。床材の種類・場所・用途によって最適な方法が異なります。測定結果をもとにご提案します。

A
防滑加工(薬剤処理)

石材・タイル・コンクリートなどに薬剤を塗布・浸透させ、表面の微細な凹凸を引き出して摩擦を高める方法。見た目がほとんど変わらないため、美観を損ないたくない場所(エントランスのロビー、大理石床など)に適しています。

B
防滑テープ・シートの貼付

階段の段鼻や通路の特定箇所に、粗面テープやゴム製シートを貼る方法。即効性が高く、費用を抑えやすい。視認性の高いカラーも選べるため、注意喚起としての効果も。

C
防滑コーティング

床面に防滑性のある塗料・コーティング材を塗布する方法。駐車場スロープや屋外通路など、耐久性が求められる箇所に適しています。カラーバリエーションで識別・ゾーニングも可能。

TS TOKYO ── ANTI-SLIP MEASUREMENT SERVICE

🔍 まずは「測定だけ」でも大丈夫です

「施工が必要かどうかわからない」という状態でのご相談がほとんどです。現状を数値で把握してから判断しましょう。測定のみのご依頼も承ります。

測定・相談のお問い合わせ →

まとめ | この記事のポイント(第43回)
1

ビルや施設の管理者には利用者の安全に配慮する義務があります。床の「滑りやすさ」もその一部として意識しておくことが大切です。

2

「なんとなく滑りそう」は、C.S.R値という数値で客観的に把握できます。TS東京では専用機器による現場測定を行います。

3

測定後はリスクの高い箇所だけに対策できます。全面施工は不要なケースも多く、コストを絞った対策が可能です。

4

梅雨・雨季の前が動くタイミング。「測定だけ」「概算見積もりだけ」のご相談も大歓迎です。まずはお気軽にご連絡ください。

Free Consultation / Measurement Request

「うちのビル、一度測ってみよう」
そのひと声から始められます。

「どこを測ればいい?」「費用はどのくらい?」── どんなご質問でも構いません。
測定のみ・概算見積もりのみのご依頼も承ります。
梅雨シーズン前に、ぜひ現状の把握だけでもしてみてください。

測定のみのご依頼も歓迎
35年以上の実績
東京オフィスビル施工シェア30%
03-6381-5921
※床材の種類・状況により測定・施工内容が異なります。まずはご相談ください。

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