第43回 | ビルの転倒事故を防ぐ防滑対策とは?
「滑りやすい床」、そのままに
していませんか?
防滑対策と滑り抵抗係数の測定で
ビルの安全を見直すタイミングです。
雨の日に玄関で「ヒヤッ」とした経験はありませんか。ビルの床の「滑りやすさ」は、数値で把握・改善できます。TS東京では滑り抵抗係数(C.S.R値)の現場測定を行い、状況に合わせた防滑施工をご提案しています。
「転倒が起きてから対処する」より「起きる前に把握する」ほうが、コストも手間も少なくて済みます。まずは測定から。
エントランスや共用廊下・階段など、ビルの床は毎日多くの人が行き交う場所です。雨の日や清掃直後など、条件によって床の滑りやすさは大きく変わります。「なんとなく滑りそうだな」と感じながらも、どこから手を付ければいいかわからない──そんな声をよく耳にします。この記事では、防滑の基本と、TS東京が行う滑り抵抗係数の現場測定をご紹介します。
実は「床の安全管理」はビル管理者の大切な責務のひとつ
建物の管理者には、利用者が安全に使えるよう配慮する義務があります。
ビルや施設の管理者・所有者には、法令や判例の積み重ねから、建物を安全な状態に保つ「安全配慮義務」が求められています。床の滑りやすさもそのひとつ。万一転倒事故が発生した場合、「滑りやすい状態を把握していたか」「対策を講じていたか」は、事後の対応において重要なポイントになりえます。
「うちのビルは大丈夫」と思っていても、床材の経年劣化・清掃剤の影響・ぬれによる摩擦低下など、条件によって数値は変化します。まずは現状を数値で把握することが、安心への第一歩です。
特に注意が必要な場所をチェックしてみましょう。
玄関ホール
ホール前
洗面所まわり
スロープ
テナント接続部
「なんとなく滑りそう」を数値で見える化する ── 滑り抵抗係数の測定
床の滑りやすさは感覚でなく、数値(滑り抵抗係数)で把握できます。代表的な指標が C.S.R(滑り抵抗値)。TS東京では専用機器を用いた現場測定を行い、現状のリスクを可視化します。
※目安の数値です。施設の用途・利用者・状況により適切な基準は異なります。
📋 TS東京の測定 ── 流れ
「どこが気になるか」「どんな床材か」などをお伺いし、測定する箇所を決めます。
事前の資料等があればご共有ください。
CSR測定器などを用いて、乾燥・湿潤それぞれの状態で滑り抵抗係数を計測。
通常業務の妨げにならないよう短時間で実施します。
箇所ごとの数値をわかりやすくまとめたレポートをご提出。
「どこがどのくらいのリスクか」を視覚的にお伝えします。
「全部やらなければ」というわけではありません。
リスクの高い箇所から優先的に、防滑加工・滑り止めシート・フィルム施工などをご提案します。
施工不要と判断した箇所はそのままで結構です。
感覚でなく「数値」で判断できる
「滑りやすそう」という感覚だけでなく、CSR値という客観的な数値で現状を把握。
対策の必要性を明確に判断できます。
記録として残すことで安心感に
「いつ、どこを、どの数値で測定したか」という記録が残ります。定期的な測定で経年変化も把握できます。
必要な箇所だけに対策できる
数値の低い箇所だけを優先的に対処するため、コストを絞れます。
テナント・利用者への安心感提供
「安全に配慮しているビル」という印象は、テナント満足度や入居継続にも好影響を与えます。
防滑の主な手段 ── 状況に合わせた選択を
防滑対策はひとつではありません。床材の種類・場所・用途によって最適な方法が異なります。測定結果をもとにご提案します。
石材・タイル・コンクリートなどに薬剤を塗布・浸透させ、表面の微細な凹凸を引き出して摩擦を高める方法。見た目がほとんど変わらないため、美観を損ないたくない場所(エントランスのロビー、大理石床など)に適しています。
階段の段鼻や通路の特定箇所に、粗面テープやゴム製シートを貼る方法。即効性が高く、費用を抑えやすい。視認性の高いカラーも選べるため、注意喚起としての効果も。
床面に防滑性のある塗料・コーティング材を塗布する方法。駐車場スロープや屋外通路など、耐久性が求められる箇所に適しています。カラーバリエーションで識別・ゾーニングも可能。
🔍 まずは「測定だけ」でも大丈夫です
「施工が必要かどうかわからない」という状態でのご相談がほとんどです。現状を数値で把握してから判断しましょう。測定のみのご依頼も承ります。
ビルや施設の管理者には利用者の安全に配慮する義務があります。床の「滑りやすさ」もその一部として意識しておくことが大切です。
「なんとなく滑りそう」は、C.S.R値という数値で客観的に把握できます。TS東京では専用機器による現場測定を行います。
測定後はリスクの高い箇所だけに対策できます。全面施工は不要なケースも多く、コストを絞った対策が可能です。
梅雨・雨季の前が動くタイミング。「測定だけ」「概算見積もりだけ」のご相談も大歓迎です。まずはお気軽にご連絡ください。
「うちのビル、一度測ってみよう」
そのひと声から始められます。
「どこを測ればいい?」「費用はどのくらい?」── どんなご質問でも構いません。
測定のみ・概算見積もりのみのご依頼も承ります。
梅雨シーズン前に、ぜひ現状の把握だけでもしてみてください。