第45回 | 漏水を放置するとどうなる?
雨の日に気になる「漏水」、
放置が招く深刻リスクと
原因調査のポイント
天井のシミ、カビ臭、窓周りの水滴——そのサインを見逃していませんか。
漏水は「少しだから大丈夫」が最も危険な判断です。
TS東京では原因特定からコーキング打ち替えまで、一貫して対応しています。
漏水は「少しだから大丈夫」が最も危険なサインです。早期発見・早期対処が修繕費を大きく左右します。
オフィスビルや事務所で、雨の日だけ天井にシミが広がる・窓周りが濡れる──そんな経験はありませんか。漏水は建物の複数箇所が複合的に劣化することで発生します。原因を正確に特定しないまま部分補修を繰り返すと、結果的に費用がかかるだけでなく再発リスクも高まります。
今回は漏水の主な原因から調査・補修の流れを、わかりやすく解説します。
早期対処が修繕費を大幅に抑える最善策です。
雨漏り・漏水が起きる主な原因
漏水は「外から」「内から」の複合要因で発生します。
雨漏りの多くは、外壁クラック・シーリング劣化・屋上防水の経年劣化が同時に重なることで発生します。「1箇所だけ補修すれば解決」とはならないケースも多く、全体の状態を把握したうえで根本対策をとることが重要です。
また、雨が降っていないときでも発生する「漏水」は、給排水管の老化・継手の緩みが原因のことがあります。水道料金が増えた・湿気がひどいといったサインも見逃さないようにしましょう。
特に注意が必要な箇所・原因をチェックしてみましょう。

雨水が内部で広がり、天井・壁への染み出しとして初めて発覚するケースが多いのが漏水の特徴です。
放置してはいけない4つの理由
「少しだから大丈夫」が最も危険な判断です。漏水を放置すると、建物・健康・コストに深刻な影響が連鎖します。
カビの発生・健康被害
湿潤状態が続くとカビが繁殖し、空気中に胞子が飛散。喘息・アレルギー性鼻炎・シックハウス症状の原因になります。社員の健康と生産性に直結するリスクです。
断熱材の機能損失・光熱費増加
グラスウール等の繊維系断熱材は水分を吸うと断熱性が激減。冷暖房効率が落ち、光熱費の増加と結露による2次被害を招きます。
鉄筋・コンクリートの構造劣化
雨水侵入によりコンクリートの中性化が進み、内部の鉄筋が錆びて膨張。爆裂・剥落が発生すると構造強度が著しく低下します。地震多発国・日本では特に重大リスクです。
修繕費の急増・資産価値の低下
早期対処なら部分補修で済む箇所も、放置すれば内装・構造体を含む大規模改修が必要に。費用は数倍〜数十倍になるケースもあり、ビルの資産価値も損ないます。
TS東京の漏水補修の流れ ── 「どこから」を正確に特定する
「どこから入ってきているか」を正確に特定することが、再発しない補修の出発点です。闇雲な部分補修ではなく、根拠のある現場確認から始めます。
雨のタイミング・浸水場所・建物の築年数などをヒアリング。外壁のクラック、シーリング劣化、屋上防水の状態、排水ドレンの詰まりなどを目視で確認し、浸水経路を推定します。
現地の状況を確認しながら、漏水の原因を調査。状況に応じて適切な調査方法を選定し、原因の特定につなげます。
劣化したシーリング材をカッター・ヘラ等で丁寧に撤去。下地(目地周辺・サッシ枠)を傷つけないよう慎重に除去し、密着性を確保するために下地を清掃・乾燥させます。
プライマー(接着剤)を塗布後、高耐候性シーリング材を均一に充填。ヘラで圧着・表面を整え、マスキングテープを剥がして仕上げます。乾燥・養生期間をしっかり確保してから完了とします。
施工完了後は、実施した補修内容や施工箇所を写真とあわせてご報告します。
こんなサインが出たら要注意
以下の症状がひとつでも当てはまる場合、早めの現場確認をおすすめします。
🔍 まずは「現場確認だけ」でも大丈夫です
「どこから漏れているかわからない」という状態でのご相談がほとんどです。
現場確認のみ・概算見積もりのみのご依頼も承ります。お気軽にご連絡ください。
漏水の主因は外壁クラック・シーリング劣化・屋上防水の経年劣化が複合したもの。
単一箇所の補修だけでは再発することも多い。
放置するとカビ・断熱性低下・構造損傷に繋がり、修繕費が数倍〜数十倍に膨らむリスクがある。
原因を調査・特定したうえで補修を行うことが、再発リスクの低減や適切な補修につながる。
コーキング打ち替えは既存撤去→下地清掃→プライマー→充填→養生の工程を丁寧に行うことが品質の決め手。
気になるサインが出たら、まずお気軽にご相談を。梅雨・台風シーズン前の現場確認が特に重要です。
「これって漏水かな?」と思ったら
まずはお気軽にご相談ください。
TS東京では現地調査から原因の特定、補修まで、建物の状況に応じてご対応いたします。